「UDトーク」の“時間情報付ログ”を「おこ助Pro3」に読み込んで、字幕制作をする方法です。
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- おこ助Pro3で映像ファイルを開く
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「メディア」「開く」より、映像ファイルを読み込んでください。波形を表示した方が作業しやすいです。
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- UDトークのCSVログを読み込む
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「ファイル」「開く」「インポート」より「UDトークCSV形式」を選択して読み込む。
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- CSVを読み込んだ状態
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この段階では、UDトークの大きな箱(文章の区切り)のままになっています。
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- オフセット設定
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UDトークのCSVログは、時間(時計)情報になっています。
一方、映像データは、0からカウントしています。
この2つの時間情報を一致させる方法を「オフセットをとる」と言います。1:波形を見て、最初の音声の頭を開始ポイントにする(カーソル)
2:「ツール」「タイムシフト」
「選択字幕のイン点を再生位置に合わせる」を押すと、オフセット値が入る
3:「OK」を押すと、オフセットが設定される。
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- オフセット終了
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この段階で、映像と字幕の時間情報は一致しており、字幕制作での「スポッティング」は不要となります。
(タイミングをとる必要がなくなる)
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- 箱割り編集
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波形上で、字幕分割を行いながら、最終校正をしていく。
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- 字幕付け完成
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映像配信しながらUDトークを使って、リアルタイムに字幕表示。
そして、そのアーカイブ配信に正式(校正済み)な字幕を表示させることが多くなっています。
東京都知事の会見は、この方法です。
おこ助Pro3の出力から、字幕合成を行う方法は別途このサイト内に公開されています。
以下、字幕合成のサンプルです。