「UDトーク」の“時間情報付ログ”を「おこ助Pro3」に読み込んで、字幕制作をする方法です。

  1. おこ助Pro3で映像ファイルを開く

    「メディア」「開く」より、映像ファイルを読み込んでください。波形を表示した方が作業しやすいです。

  2. UDトークのCSVログを読み込む

    「ファイル」「開く」「インポート」より「UDトークCSV形式」を選択して読み込む。

  3. CSVを読み込んだ状態

    この段階では、UDトークの大きな箱(文章の区切り)のままになっています。

  4. オフセット設定

    UDトークのCSVログは、時間(時計)情報になっています。
    一方、映像データは、0からカウントしています。
    この2つの時間情報を一致させる方法を「オフセットをとる」と言います。

    1:波形を見て、最初の音声の頭を開始ポイントにする(カーソル)
    2:「ツール」「タイムシフト」
    「選択字幕のイン点を再生位置に合わせる」を押すと、オフセット値が入る
    3:「OK」を押すと、オフセットが設定される。

  5. オフセット終了

    この段階で、映像と字幕の時間情報は一致しており、字幕制作での「スポッティング」は不要となります。
    (タイミングをとる必要がなくなる)

  6. 箱割り編集

    波形上で、字幕分割を行いながら、最終校正をしていく。

  7. 字幕付け完成

映像配信しながらUDトークを使って、リアルタイムに字幕表示。
そして、そのアーカイブ配信に正式(校正済み)な字幕を表示させることが多くなっています。
東京都知事の会見は、この方法です。

おこ助Pro3の出力から、字幕合成を行う方法は別途このサイト内に公開されています。
以下、字幕合成のサンプルです。

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