「HELLO! Theater」は、音響通信技術を使って、簡単に舞台の字幕をスマホやタブレットに表示できるシステムです。このマニュアルは「HELLO! Theater」用、タグ入り「エクセル」を作る方法です。
(ルビ、色、位置、ダーシなど対応可能です)

*「HELLO! Theater」の導入、お問い合わせはこちら
https://www.hellotheater.info/theater

*「おこ助Community」のダウンロードはこちら
https://www.okosuke.jp/musyo

  1. 台本(PDF縦書き)からテキストの抽出

    今まで、縦書き台本からのテキスト抽出は難しかったが、Google NotebookLM を使うことで、話者入りのテキストが簡単に抽出できる。

    NotebookLMに「台本」をアップロードする。

    *「NotebookLM」は、ソースを自分のドライブ内にアップロードして処理されますので、外部にデータが漏れることはありません。

     

  2. 台本から字幕用テキストを抽出

    チャット欄に以下を入力して指示をする。

    「あなたは字幕制作者です。 話者入りで台詞をテキストで抽出してください。 その際、1話者、1行で記述後、改行して空行を入れてください。」

  3. 台本テキストをコピー

    台本には、誤字脱字、表記の揺れがあるかもしれません。
    この時点で
    「誤字、脱字、表記の揺れがあったら教えて」
    と指示を出します。

    問題無ければ、抽出された「話者入りのテキスト」をコピーする。

  4. 「おこ助Community」にペースト

    「おこ助Community」を起動し、右のテキストエリアに入力(ペースト)してください。

  5. 空行を入れるながら整形

    空行を入れることで、1枚の字幕になります。

    字幕表示のルールに従って、1枚の字幕として整形してください。

    *「EmEditor」などのテキストエディタで、予め句点改行などをすると楽になります。

  6. 字幕の装飾

    位置、ルビ、色、斜体、ダーシなど、字幕を表現するための装飾を付ける。

    ゲネプロの映像があれば、再生しながら作業できます(映像ファイルは、mpeg1かmpeg4)

  7. エクセルで出力(HELLO! Theater CMS用)

    HELLO! Theater CMSにアップするため、エクセルの

    1列目は「字幕テキスト」:「台本」
    2列名は「制御タグ付き字幕テキスト」:「日本語」

    として出力します。

  8. HELLO! Theater CMS用

    1列目、台本
    2列目、制御タグ付き字幕内容

    として、エクセルが完成する。


【HELLO! Theaterに表示された字幕】

台本から字幕を制作しても、台詞の変更があることは多く、ゲネプロでの映像収録をお勧めします。

「おこ助Community」で、その映像を同期させて、最終的な字幕の整形をすると、本番との誤差がなくなり、オペレーションがスムーズになります。

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